革について
アイソラの製品は天然皮革を使用しています。
素材の表面に傷や斑等がある場合がございますが、それらは欠陥品ではなく天然素材の証です。
ひどく目立つものを除いて、ある程度は革の個性として販売しております。
世界にひとつだけの表情をお楽しみください。
[牛革]
A / B. シワ(トラ)
虎の縞のような、牛の首から肩にかけてのシワの痕です。部位によっては大小のシワがあります
C. 血筋
血管が通った痕がイナズマのように見える場合があります
D / E. バラ傷
牛が生きていた頃に付いた傷が治り、痕が残ったものです
F. 色ムラ
部位によって同じような加工を施しても色の濃淡があります
G. ロットぶれ
職人が手作業で行っているため、同じ加工を施してもロットによって染めの具合が異なる場合があります
H. 毛穴
大きな毛穴や毛根の痕です
I. かさぶた
かさぶたの痕が残ったものです
[ヘビ革]
ヘビ革のウロコの中には、先端が欠けていたり逆立っているものがありますが、それらは天然素材の証です。ウロコの逆立ちは使用とともに馴染んでまいります。
また、ヘビ革のウロコは剥がれませんか?とご心配のお声をいただきますが、魚のウロコのようにポロポロと剥がれることはございません。
ウロコのように見えるヘビ革の内側は皮膚と同化していて、とても丈夫にできています。
※ヘビはウロコがある為、縫製箇所のウロコがどうしても若干めくれた状態になることがございます。
これは天然のヘビ革素材の特性ですので、不良品ではございません。
予めご了承の上、お買い求めくださいますようお願いいたします。
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・革本来の風合いを生かすために完全な色止め加工を施していません。
摩擦や水濡れにより、色落ち・変色する場合がございます。
・紫外線による日焼けや摩擦、手の脂の染み込みにより経年変化していきます。
・保管の際は高温多湿や直射日光を避け、風通しの良い場所をお選びください。
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お手入れについて
革のなめし方には大きく2つの方法があります。
ひとつは世界中の様々なエリアで行われている植物性タンニンを使った方法です。 おもに栗やミモザ(アカシア)などのタンニンを使います。 もうひとつが鉱物性の三価クロムを使う方法です。この方法は大量生産には適していますが、廃液を処理したり ごみになった革製品を燃焼させると三価クロムが毒性の強い六価クロムに変わってしまいます。 当社の使用している革は、ほとんどが自然から抽出した植物性タンニンなめしです。 この方法は革本来の風合いを最大限生かすことができますが、逆に革の弱点がどうしても出てしまいます。 ひとつには水分に弱いこと、また退色しやすいこともそのひとつです。 アイソラはこの植物性タンニンなめしの革に対して、基本的にはお手入れはしない方が良いと考えます。 革は使い込んでいるだけで味が出てきます。 自然の風合いを生かしたタンニンなめしの革の製品は、手の脂や空気、日光などを吸い込んでだんだんと色が変化してきます。 是非その過程をお楽しみください。
1:水分を避けるようにしてください。 万一濡れた場合は乾いた柔らかい布で軽くふき取り、風通しの良い場所で陰干ししてください。
2:他のものとの強い摩擦を避けてください。 深みのある色を出すため染色剤を多く使い、また革の風合いを生かすため必要以上の色止め加工をしていないので、 摩擦や水分を含んだときなど色が移行することがあります。色の薄いものとの摩擦に充分注意してください。
3:汚れ落としや洗剤などは使用しないでください。 汚れた個所は、消しゴムで目立たなくできる場合があります。
4:日頃のお手入れは乾いた柔らかい布で優しく拭いてください。 革サイフは使い込んでいくほどに手の脂で馴染んで、自分だけの財布に育っていきます。
〇カリオカのお手入れ
タオルやブラシでブラッシングを行ってください。 ちょっとしたキズも軽くブラシをかけると、カリオカに含まれているオイルによってキズが馴染んで目立たなくなります。 深いキズの場合はブラッシングである程度目立たなくなります。使い込んでいくとオイルが馴染んで、自分だけの革の味となっていきます。
〇ホワイトワックスのお手入れ
ホワイトワックスは表面にパラフィンを塗って銀面を保護しています。 お手入れはあまり気にせず、軽くタオルやブラシでブラッシングを行う程度にしてください。 ホワイトワックスはお使いになれば、摩擦などによってパラフィンが剥げ落ち、脂分などを吸って経年変化する素材です。 パラフィンが剥げ落ちるに従い、つやが出てきます。 なお、クリームやスプレー等のお使いはおやめください。革に含まれているパラフィンに対してクリームなどケミカルなものを与えると、 予期せぬ色移行や変質、シミが起きてしまう可能性があります。